第12弾「ほろ苦いファーストトレード」 過去のトレード記録が酷すぎてショック!|大橋ひろこ氏
初トレードって実は全く記憶にないのですが、2007年からトレードのブログを書き続けているので、書き始めた最初の1ヶ月に何を書いていたのか確認してみたところ、あまりの酷さにのけぞりました(汗)
2007年10月某日
「ポジション=私のキウイ円は(90円52銭買)ロスカットラインを設定していませんでしたので、、、えらいことになってます。損切りするかしばらく放置するか思案中。さらに、この損を取り返したい、とユーロ売りを仕掛けたりしちゃいました。」
①「ロスカットラインを設定していない」あり得ません・・・。
②「損を取り返したいのでユーロ円を売る」 ダメ選手代表のようなコメント。
翌日書いたと思われる記述
「昨日気まぐれで売ったユーロはもう損切しました。165円20銭の売りを166円で。忍耐力ないです、、、。円高が来るかも、なんて思いながらも、です。なんかね、G7とかなんとか言いながら、ユーロ円も一度は最高値を更新しないと終わらない気もしてきたんです。これも、そんな気がしただけなので根拠なし。ドテン買いに回りました。あれ?買ったとたんにまた下げ始めましたぁ。」
①「気がしてきたので」 ~根拠なしとも書いています。トホホ。
②「ドテン買いに回りました」これも根拠なしの雰囲気トレードですね。
あまりにひど過ぎて、これ以上遡って読むのが嫌になるほどです。今回のお題が「初トレード」初々しいトレードのコラムお待ちしております。との依頼だったのですが、初々しいというよりおぞましいトレード記録を書き散らしていた事に、自分でもびっくりしています。これが私の書いた文章なのかと恥ずかしすぎてショック(泣)
ただ、ド下手のド素人だった私がコンスタントに勝てるようになった背景には、こうしたトレードの記録を毎日書き続けたことにあったと思います。何故勝てないのか、何故為替は思った方向と逆に動いたか、、、日々の検証と反省の積み重ねによって今ではこのようなコラムをかかせていただけるほどに。皆はじめから勝ち続けてきたということはありません。失敗があるからこそ、学びもあったのだ、と自分に言い聞かせています(笑)
本コンテンツは、情報提供のみを目的としております。コンテンツの内容は、投稿者の個人的な見解かつ、掲載当日のものになるため、今後の見通しについての結果や情報の公正性、正確性、妥当性、完全性等を明示的にも、黙示的にも一切保証するものではありません。 さらに、かかる情報・意見等に依拠したことにより生じる一切の損害について外貨ex byGMO株式会社は一切責任を負いません。最終的な投資判断は、他の資料等も参考にしてご自身の判断でなさるようお願いいたします。 ※コンテンツ、データ等の著作権は外貨ex byGMO株式会社に帰属します。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピー等はおやめください。


フリーアナウンサーとして活躍し、ラジオNIKKEI等、多数のレギュラーキャスターを務める。
一方で、映画やアニメなど声優としての顔も持つ。
マーケット関連、特にコモディティ、デリバディブ系に造詣が深く、経済系の番組にも多数出演。